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「腕が鈍った」lose one’s touchの意味・使い方を解説|『Emily in Paris』で学ぶ

海外ドラマ
ともごり君
ともごり君

久しぶりにテニスをしたら、全然ボールが当たらなくて…。「腕が鈍った」って英語でどう言えばいいんだろう?

トニー君
トニー君

そんなときは「lose one’s touch」が合うね!ドラマでもよく出てくるし、ビジネスシーンでも使える便利なフレーズだから解説していくね。

以前できていたことが、なぜかうまくいかなくなる。そんな経験は、誰にでもありますよね。

今回ご紹介する「lose one’s touch」は、まさにそんな状況で使えるフレーズです。直訳すると「触感を失う」ですが、実際には「腕が落ちる」「勘が鈍る」「以前のようなセンスが発揮できなくなる」という意味で使われます。

この記事では、ドラマでの使用シーン、意味とニュアンス、似たフレーズとの違い、そして日常会話・ビジネスで使える例文をまとめて解説します。

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フレーズが使われた場面を紹介

「Emily in Paris(エミリー、パリへ行く)」シーズン5・エピソード3より。

エミリーは、ランジェリーブランド「インティミッシミ」の広告キャンペーンを担当することになります。直前にはフェンディの案件で失敗しており、「次こそ新しい高級ブランドの顧客を獲得しなければ」という状況でした。

エミリーが考えたキャンペーン案は「Sexier than naked(裸よりセクシー)」。しかし先方からは「表面的すぎる」「少し分かりにくい」と評価され、翌日までに案を練り直すよう求められてしまいます。

打ち合わせのあと、エミリーは同僚のジュリアンにこう愚痴ります。

Emily: “I’m losing my touch.” (私、腕が落ちているのかも)

さらに「ローマでは自分のアイデアがうまく伝わっていない気がする」と続けます。フェンディの失敗に続き、今回も案が通らず、自信が揺らいでいる場面です。

これまでパリで結果を出してきたエミリーだからこそ、「以前の自分ならもっとうまくやれたのに」という気持ちが出ている一言になっています。

フレーズの解説

「touch」には「触れること」のほかに、「腕前」「手腕」「持ち味」といった意味があります。「手の感覚を失う」というイメージから、「腕が鈍る」「調子が落ちる」という意味になりました。

覚えておきたいポイントは次の2つです。

Point1: 時制や形で伝わる意味が少し変わる

  • I’m losing my touch.(最近、腕が落ちてきたかも)…進行形で「衰えている途中」の感覚
  • I’ve lost my touch.(腕が落ちてしまった)…「もう以前のようにはできない」と言い切る感覚
  • You haven’t lost your touch.(腕は全然落ちてないね)…相手を褒めるときの定番

Point2: 自分に使うときは「弱音・冗談」、人に使うときは「褒め言葉」になりやすい

自分には「うまくいかないなぁ」というぼやきとして、人には否定形で「さすがだね」という称賛として使われることが多いです。

オンライン英会話などで「I think I’m losing my touch.」と、ちょっとした失敗談とあわせて話してみるのがおすすめです。

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似たフレーズとの違い

気をつけたいのが、”lose touch”との違いです。見た目はそっくりですが、意味は全く異なるので注意が必要です!

フレーズニュアンスと使い方
lose one’s touch以前できていた技術やセンスが衰えること。「腕が落ちた」。
lose touch with ~人との連絡が途絶えて疎遠になること。「~と連絡が取れなくなる」。
lose one’s edge競争力や鋭さが失われること。仕事やスポーツなど、勝負の場面でよく使う。
be rustyしばらくやっていなくて「さびついている」状態。ブランクによる衰えを表す。

たとえば “I lost touch with my college friends.” は「大学時代の友人と疎遠になった」という意味で、腕前の話ではありません。「one’s」が入っているかどうか、「with」が続くかどうかを見分けるポイントにしてくださいね。

具体的なフレーズの使用法

<Example1> 久しぶりのテニスで

ともごり君
ともごり君

How was tennis yesterday?
昨日のテニスはどうだった?

トニー君
トニー君

Terrible. I haven’t played in a year, and I couldn’t hit anything. I think I’ve lost my touch.
ひどかったよ。1年ぶりにやったら、まったく打てなくて。完全に腕が落ちたみたい。

<Example2> ビジネスシーンで(相手を褒める場合)

ともごり君
ともごり君

That was a great presentation. You haven’t lost your touch.
すばらしいプレゼンだったね。腕はまったく落ちてないよ。

ナンシー
ナンシー

Thanks! I was nervous after being away from client meetings for so long.
ありがとう!長いことクライアントとの打ち合わせから離れていたから、緊張していたんだ。

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「lose one’s touch」は、ちょっとした失敗談や、相手を励ます場面で自然に使えるフレーズです。ただ、フレーズ帳に書いただけでは、とっさの場面で口から出てきません。

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まとめ

「lose one’s touch」は、以前できていたことがうまくいかなくなったときに使う「腕が落ちる」という意味のフレーズです。

  • 自分に使うと「うまくいかないなぁ」というぼやき
  • 否定形(haven’t lost your touch)で使うと相手への称賛
  • 「lose touch with ~」は別の意味で、人と疎遠になること

エミリーのセリフのように、落ち込んだ場面でも少しユーモアを添えて使えるのが、このフレーズの魅力です。

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本記事をご覧いただきありがとうございました!