【海外ドラマで学ぶ】『It’s your call』の使い方と意味を解説

海外ドラマ
ともごり君
ともごり君

この前、友達とレストランを決めてたときに「It’s your call」って言われたけど、意味が分からなくて何も答えられなかった…

トニー君
トニー君

それは困るね!じゃあ今日は、「It’s your call」の使い方を一緒に学んでみよう!

It’s your call」は、相手に決定を委ねるときに使える便利なフレーズです。

この表現を覚えれば、選択に迷った場面でも自然にコミュニケーションが取れるようになります。

この記事では、「It’s your call」が使われる実際のシーン、具体的な使い方、そして似たフレーズとの違いを詳しく解説します。

今回は、人気海外ドラマ「SUITS(スーツ)」からシーンをピックアップしました。

※本記事ではこの先、ドラマの内容に触れますので、まだご覧になっていない方はご注意ください!

また別の記事では、「SUITS」を含む英語学習にオススメの海外ドラマを紹介しております。
英語学習の継続に悩まれている方ネイティブが使うフレーズを学びたい方には、うってつけのドラマばかりです!

ぜひこちらもチェックしてみてください!

フレーズが使われたシーンを紹介

今回取り上げるのは、『SUITS』シーズン2・エピソード1のあるシーンです。

主人公ハーヴィーは、上司のジェシカから「マイクの経歴詐称」が発覚したことを理由に、彼を解雇するよう命じられます。

しかし、マイクを守りたいハーヴィーは、状況を打開しようと、アソシエイトを管理するルイスに対して、マイクを一時的にクビにするよう依頼するのです。

この場面でハーヴィーが発したのが、「It’s your call」というセリフです。

このフレーズには、「最終的な決定は君に任せる」というニュアンスが込められており、判断を委ねたいときにぴったりの表現です。

フレーズの解説

It’s your call」は、誰かに「最終的な判断を任せる」という意味を持つ英語表現で、日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも頻繁に使われます。

  • 直訳: 「それはあなたの判断だ」
  • ニュアンス: 「あなたに決めてもらうよ」「どちらでもいいよ、君が選んで」

似たフレーズを紹介

「It’s your call」に似たフレーズもいくつかありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

It’s up to you

「君に任せるよ」という軽いニュアンスが強い表現。日常会話でよく使われます。

A: Should we watch a movie or just relax at home?
 (映画を観る?それとも家でゆっくりする?)
B: It’s up to you.
 (君に任せるよ。)

You decide

「君が決めて」というやや命令的な響きを持つカジュアルな表現。

A: Where should we go for lunch?
 (ランチはどこに行こうか?)
B: You decide.
 (君が決めて!)

The ball is your court

「ボールはあなたのコートにある」という表現で、責任が相手にある状況を強調するフォーマルなフレーズ。

A: We’ve given you all the information. What’s your next step?
 (必要な情報は全部渡しました。次はどうしますか?)
B: The ball is in your court.
 (あとはそちらの判断次第です。)

具体的なフレーズの使い方をチェック

<Example 1>

ともごり君
ともごり君

Do you want to order pizza or Chinese food tonight?
今夜はピザにする? それとも中華にする?

トニー君
トニー君

It’s your call. I’m good with either.
君に任せるよ。どっちでも大丈夫。

<Example 2>

Nancy
Nancy

I can’t decide between the red and the black dress. What do you think?
赤いドレスと黒いドレス、どっちにしようか迷ってるんだけど。どう思う?

ともごり君
ともごり君

Honestly, it’s your call. They both look great on you.
正直に言うと、君に任せるよ。どっちもすごく似合ってる。

まとめ

It’s your call」は、自然なニュアンスで相手に判断を任せることができるフレーズです。

似たフレーズとの違いを理解することで、さらに英語力を高められるでしょう!

海外ドラマを観るときはぜひ「It’s your call」が使われている場面を探してみてくださいね。

また別の記事では、ビジネス会議で使えるフレーズ「I’ll come back to you」を紹介しています。
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