「自分がどう思ったかを表現するとき、つい同じフレーズばかり使ってしまう…」
オンライン英会話などで、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
実は、筆者自身もこの問題に直面した経験があります。特に「どう感じたか」を表現する場面では、いつも同じフレーズばかり使ってしまい、モヤモヤすることがよくありました。
つまり形容詞を十分に使いこなせてないんです!
そこで、必要なときにすぐ見返せるよう、感情を表す形容詞をシリーズ化してまとめることにしました。
今回の第1弾は「楽しい・面白い」をテーマに、ニュアンスの違いや使い方を詳しく解説します。この記事が、皆さんのスピーキング向上に役立てば幸いです。
本記事でご紹介する形容詞はこちら↓
それでは早速、見ていきましょう!
Contents
フレーズが使われたシーン
まずは上記フレーズから『be amused』を取り上げ、海外ドラマのシーンでどのように使われているか見てみましょう。
今回取り上げるのは、「Emily in Paris(エミリー、パリへ行く)」のシーズン4、エピソード4のあるシーンから。
エミリーたちを自身のレストランに招待したガブリエル。
エミリーは、ガブリエルがミシュランの星獲得を目指して作った、新しいデザートの試作品を試食する場面があります。
試作品の1つであるモンブランを味わいながら、突然、昔話で盛り上がるガブリエルとカミーユ。
しかも、エミリーとソフィア(カミーユの新しいパートナー)には分からないフランス語で。
もちろん内容が理解できないエミリーは「English please」とお願いし、カミーユの新しいパートナーであるソフィアも「We all want to be amused.」と言って、2人に会話の内容を英語で共有するようお願いします。
ガブリエルとカミーユが2人にしかわからない昔話をするシーンは、他にもよく見られます。
そんな状況に遭遇しなんとも言えないエミリー。ガブリエルとエミリー、2人の関係はどうなるのか?
気になる方はぜひ「Emily in Paris」をチェックしてみてください!
「楽しい・面白い」を表す形容詞6選

1. be amused
「面白がっている」「楽しんでいる」というニュアンスを含む形容詞です。
特に、軽い笑いや驚きのある楽しさを表現する際に使われます。
<例文>

How was the stand-up comedy show?
スタンドアップコメディのショーはどうだった?

I was amused by the comedian’s clever jokes.
コメディアンの巧みなジョークが面白かったよ。
2. be entertained
「楽しませてもらっている」というニュアンスを含む形容詞です。
主に映画やパフォーマンス、会話などで使われます。
<例文>

Did you enjoy the magic show?
マジックショー楽しかった?

Yes, I was thoroughly entertained! The magician was incredible.
うん、すごく楽しかった!マジシャンが本当にすごかったよ。
3. be delighted
「とても喜んでいる」「満足している」という意味で、驚きや嬉しさが込められています。
<例文>

How did you feel about the surprise birthday party?
サプライズの誕生日パーティーはどうだった?

I was absolutely delighted! It was such a thoughtful gesture.
本当に嬉しかった!とても心のこもったサプライズだったね。
4. be thrilled
「ワクワクしている」や「興奮している」というポジティブな感情を表します。
<例文>

How was the roller coaster ride?
ジェットコースターどうだった?

It was amazing! I was thrilled from start to finish.
最高だったよ!最初から最後までワクワクしっぱなしだった。
5. be captivated
「心を奪われている」「夢中になっている」という意味で、映画や本、プレゼンなど特定の対象に対する強い関心を表現します。
<例文>

What did you think of the documentary?
ドキュメンタリーはどうだった?

I was captivated by the storytelling. It was so well-made.
ストーリーテリングに引き込まれたよ。とてもよく作られてたね。
6. be overjoyed
「非常に喜んでいる」「有頂天になっている」を表します。嬉しいニュースを受け取った時などに使われます。
<例文>

Did you hear the good news from your boss?
上司からいいニュース、聞いた?

Yes, I’m overjoyed! This is exactly what I’ve been hoping for.
うん、とても嬉しいよ!まさに私が願っていたことだね。
まとめ

今回紹介した「be amused」をはじめ、「楽しい・面白い」を表す形容詞を使い分けることで、感情の微妙な違いをより的確に表現できます。
英会話では、具体的な感情を伝えることで会話が豊かになり、相手との理解も深まります。ぜひ日常会話やビジネスシーンで活用してみてください!
また、英語学習を始めたばかりの方には、以下の記事もおすすめです。具体的な勉強方法を含めた初心者向けのガイドを掲載しています。
こちらもチェックしてみてくださいね!