ドラマや映画を見てる時、「I’m not above」ってフレーズ聞いたことありせんか?
「I’m not above」は、日常会話や文章で頻繁に登場するわけではありませんが、ネイティブスピーカーが意外な場面で使うことのある便利な表現です。
今回は、大人気Netflixドラマ『Wednesday』シーズン1のエピソード1に登場したこのフレーズを例に挙げ、その意味や使い方を解説します。
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フレーズが使われた場面を紹介
ウェンズデーが部屋で作業をしていると、ベッドの上に何かがいる気配を察知します。確認すると、その正体は「Thing」(手だけのよく分からない存在)。実はこのThing、ウェンズデーの両親が彼女を監視するために送り込んだものでした。
ウェンズデーはThingに「両親が送り込んだのか?」と問い詰めますが、Thingは必死に否定してしらを切ろうとします。このとき、ウェンズデーが放ったセリフがこちら:
“I’m not above breaking a few fingers.”
(指を何本か折ることも厭わないわ。)
ウェンズデーらしいブラックユーモアが光るこのセリフは、Thingに対する警告として使われています。
具体的なフレーズ使用法
この表現は、「ある行動をためらわずにやる」ことを示します。ただし、自己皮肉を込めて使われることが多く、話者がその行動を「通常は控えるべきこと」と認識しているニュアンスが含まれます。
<Example 1>
Would you really eat instant noodles for a week just to save money?
お金を節約するためだけに1週間もインスタントラーメンだけで過ごすの?
I’m not above doing that if it helps me afford my trip!
旅行のためになるなら、それくらいやるよ!
<Example 2>
You went to the library on a Friday night just to study?
金曜の夜に勉強するためだけに図書館に行ったの?
What can I say?
I’m not above sacrificing a Friday night to pass my exam.”
何て言うか…試験に受かるためなら、金曜の夜を犠牲にするのも平気だよ。
まとめ
「I’m not above」という表現は、自己皮肉を込めたニュアンスで使える便利なフレーズです。
海外ドラマを見ながら英語フレーズを学ぶのは、楽しみながらもネイティブが使うフレーズが学べる実践的な方法です。ぜひ今回紹介した内容を参考にして、「I’m not above」を日常会話で使ってみてください!
また以前の記事では、「Wednesday」同エピソードの別シーンをピックアップし、「intend on」の使い方を解説しています。こちらも併せてチェックしてみてください!
さらに、英語学習をこれから始める方のために、おすすめの参考書3冊を紹介する記事も公開しています。具体的な勉強方法や実践的なコツが満載なので、英語学習のファーストステップとして活用してみてください!