「邪魔をする」ってinterrupt?interfere? 違いを解説!

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 「邪魔をするって「interrupt」って思ってたけど、interfereも同じ意味なん?」

 みなさんこんにちは。Starbucksが大好きなTonyです。スタバではほぼ毎回ホットコーヒーを頼みます。1番の理由はワンモアコーヒーというサービスです。
 ワンモアコーヒーは、コーヒーまたはカフェミストを購入した人が、その日に限り2杯目を割引価格で注文できるというものです。カフェで長時間作業をする人にとって、本当にありがたいですよね!

 さて、話を戻して、今回は「邪魔をする」という表現について解説していきます。この記事を書く中で、私自身もそれぞれの違いや使い方を十分に理解していないことに気が付きました!

 今回もEmily in Paris(エミリー、パリへ行く)のシーンからピックアップしました!

 ※本記事ではこの先、ドラマの内容に触れますので、まだご覧になっていない方はご注意ください!

 また別の記事では、英語学習におすすめの海外ドラマを紹介しています!こちらもぜひご覧ください。

フレーズが使われた場面を紹介

 「interfere」・「interrupt」ともに、Emily in ParisのSeason4・Season1で使われています。登場する場面は異なりますが、それぞれの単語がどう使われていたか簡単に紹介します。

interfere

 エミリーと彼女の恋人アルフィーの関係が、カミーユの暴露によって悪化した後の出来事です。
同僚のジュリアンは、エミリーとアルフィーを中心にしたマーケティングキャンペーンをクライアントに提案しますが、彼は二人が破局寸前だとは知りません。

 ミーティング後、ジュリアンはエミリーの暴露動画を目にし、「なんで言わなかったんだ?」とエミリーに詰め寄ります。

 それに対してエミリーは、「I was trying not to interfere with your client. Like I promised.(約束した通りに、邪魔しないようにしただけ)」と説明し、ジュリアンの仕事に配慮していたことを強調しました。

interrupt

 エミリーの上司シルヴィーが、クライアントで元恋人のアントワーヌと、彼の会社の新商品について話している場面です。

 シルヴィーとアントワーヌが話している最中にアルフィーが現れ、会話を中断させてしまいます。アルフィーはすぐに状況を察し、「Sorry, I didn’t mean to interrupt you(すみません、邪魔するつもりはなかったんです)」と謝罪します。

 このあと、シルヴィーがアルフィーに対し、エミリーを助けるよう圧力をかけるシーンも印象的です。

フレーズの解説

 interfereとinterruptの違いはずばり下記の通りです!

・「interfere」: 他人の行動や計画に意図せず関わり、結果として妨害すること。
・「interrupt」:誰かの話や行動を一時的に中断させること。

 「interfere」は、他人の行動や計画に干渉して妨害するニュアンスがあり、無意識に問題を引き起こすことが多いです。

 一方、「interrupt」は、会話や行動の流れを一時的に止めることを意味します。会話に割り込んだり、行動を一時的に中断させる状況で使われます。

おまけ:他のフレーズもご紹介

 ここでは、「邪魔をする」という意味を持つ他の表現を紹介します!

1. Butt in

 「butt in」は、カジュアルな表現で、他人の会話や行動に突然割り込むことを意味します。不要な干渉として、ネガティブな意味合いがあります。

 例文

  • He always butts in when I’m talking to someone.
    (彼はいつも私が誰かと話しているときに割り込んでくる。)
  • I wish people wouldn’t butt in when I’m trying to work.
    (仕事に集中している時は、割り込まないでほしい。)

2. Get in the way

 「get in the way」は、物理的または比喩的に誰かの邪魔をするという意味です。
進行を遅らせるニュアンスがあります。

 例文

  • Don’t get in the way of their plans.
    (彼らの計画の邪魔をしないで。)
  • The heavy traffic got in the way, so I couldn’t arrive on time.
    (渋滞が邪魔をして、時間通りに着けなかった。)

具体的なフレーズの使用法

では、「interfere」「interrupt」の使い方について、いくつかの例で確認してみましょう。

<Example1>

ともごり君
ともごり君

I think we should leave the visuals for this campaign to the design team.

このキャンペーンのビジュアルはデザインチームに任せた方がいいと思う。

トニー君
トニー君

I agree, but our boss keeps interfering with their decisions and it’s slowing us down.

同感だけど、彼らの上司がいちいち口を出してきて、作業が遅れてるんだよね。

<Example2>

ともごり君
ともごり君

I was watching that new action movie last night, and it was amazing! The stunts were—

昨日の夜さ、新しいアクション映画見ててんけど、とても面白かったんよ!スタントがさ……

トニー君
トニー君

Sorry to interrupt, but did you see the game last night? It was insane!

ごめん、邪魔して! 昨日の試合見た?すごかったで!

まとめ

 お疲れ様です! いかがでしたか?

 「interfere」と「interrupt」は、いずれも「邪魔する」という意味を持っていますが、使い方に違いがあります。

「interfere」は他人の計画や行動に意図的に介入して妨害すること。

「interrupt」は会話や行動を一時的に中断させること。

 これらの違いをしっかり理解して、状況に応じて使い分けることで、より自然で効果的な英語コミュニケーションができるようになります。

 それでは次回の記事もおたのしみに!